今回震災のあったところは マラケシュの有名なフナヒロバから
車で8時間ほどかかるタランヌヤコブという小さな町です
タランヌヤコブに着いた時に思ったのは麓は大分と復興し原状復帰はまだ時間がかかるようでしたが
住居の代わりにテントが多く張られて国からの支援も行き届いてるようでした
そこで1件のごはん屋さんに入ったときにおじいさんと女性と子供が入店し食事をしていました
頼んだ量を見ても明らかに少ない量で
食事はすぐに終わり 女性はほかのお客様が残したごはんを袋に詰めて持ち帰るようでした
私は 非常に気になり 料金を払い終えた後直ぐに追いかけ 話を聞くことができ
私はその時にポケットに入っていたお金をすべてその家族に渡しました
その時に ごはん屋さんの店主が見ていたようで 私たちを追いかけてきてくれて
「山の上には母子家庭や地震で障害が出た人が多くいているが そこはまだまだ国の支援が行き届いていない。 是非行ってほしい」
といわれました。
私はその言葉を聞き直ぐに山を登りました
本当にここに町があったのかと思うほどほとんど建物がなくなった後でした。
その後継は今思い出しても涙が出てくるほど 悲惨な状態でした
モロッコでは非常に珍しい大きな地震で約3000人の方が亡くなったといわれていますが
モロッコでは戸籍を持っていない方も多く実際はもっと多くの方が亡くなったといわれています
今回のご支援いただいた支援金は優先的に母子家庭や体が不自由な方・家族を亡くされた方に届けさせていただきました
約230人の方々に現金をお渡ししていただきました
そこで震災地の方々は私たちにコーランを読んでくれて
そして 「あなたたちにいま私たちにくれた物以上のものが降り注ぎますように」
と神様にお祈りしてくれました
この言葉は現地に向かった私だけではなく この支援に関与してくださり 暖かいお言葉をくださった方々に向けての言葉でした
本当に 暖かいお気持ちや私たちにまで 暖かいお言葉をいただき 本当にありがとうございます
今回 ご支援いただいた金額は日本円で370万円でモロッコディラムハムに換金して 約296400DHを支援金として使用いたしました
内訳は 200000DHが被災地の方々にお届けいたしました
そして そして レンタカー代・ガソリン代や諸費用で3218DHです
残りの支援金93182DHは井戸を設置するのに使用させていただきます
本当にいろいろな方々にご協力いただき
本当にありがとうございます
また YouTubeにて動画を上げさせていただいておりますので 是非見ていただけると嬉しいです!